プロペシアの副作用「初期脱毛」とは?これを読めば全部解決!

薄毛治療で活躍している薬、「プロペシア」。しかし、初めてプロペシアを利用した人のなかには、副作用が気になる方が増えています。特に「初期脱毛」という副作用が気になり、使用をためらっている方が多いようです。そこで、プロペシアで起きる可能性がある初期脱毛や、その他の症状についてまとめてみました。

プロペシアで抜け毛が増える!?初期脱毛って何?

プロペシア利用者の体験談でよくみかける「初期脱毛」。これってどのような症状なのでしょうか?初期脱毛の特徴を紹介します。

初期脱毛ってどんな症状?

初期脱毛はプロペシアを使い始めてから、一時的に脱毛が増える症状のことです。治療しているはずなのに、脱毛が増えることで驚かれることが多い症状ですが、ずっと続くわけではないので問題ありません。初期脱毛という名称の通りで、あくまでも初期に起きる一時的なものです。そして初期脱毛はプロペシアだけではなく、ザガーロやミノキシジルなど、他のAGA治療薬でも起きる可能性があることで知られています。

初期脱毛はどれぐらい続くのか

初期脱毛はプロペシアを服用し始めてから数週間で症状が現われ、大体1ヵ月~2ヵ月ほど、長い場合でも3ヵ月以内には止まります。薄毛になってしまう原因は、本来ならば髪が伸びる成長期が短くなり、弱いまま簡単に抜けてしまうことです。初期脱毛が起るのは、この弱く古い髪の毛が、新しい強い髪の毛に押し出されることが原因で起ると考えられています。そのため、急に脱毛が増えたとしても、心配しなくてよいのです。しかし、プロペシアを使用している人でも初期脱毛が起こらないこともあります。次は初期脱毛が起る原因を、さらに詳しく紹介します。

初期脱毛はプロペシアのせいではない?

初期脱毛はプロペシアの副作用のひとつと言われています。しかし、プロペシアの副作用には「初期脱毛」は記載されていません。これは一体どういうことなのでしょうか。その理由を紹介します。

そもそもすべての人に起る症状ではない

初期脱毛はプロペシアを使用したからといって、必ずしも起る症状というわけではありません。そもそも明確な臨床データがなく、起る確率が高いという意見が優勢ですが、まったく起こらない人もいるようです。プロペシアを製造しているMSD社では、プロペシアによる初期脱毛が起きたという報告は寄せられていないため、否定的な立場をとっています。それではなぜ、初期脱毛が起きる人と起きない人がいるのでしょうか?その理由としては、以下のような説があげられます。

初期脱毛の原因と考えられていること

一つ目に考えられる原因は、先ほど紹介したように古く成長しきれなかった髪の毛が抜けることです。これは頭皮の環境が正常に近づいている証拠なので、プロペシア以外の治療でも起る可能性があります。二つ目の原因として考えられるのは、プロペシアを飲み始めたことをきっかけに、育毛ケア全体を見直すことです。それまで使用していた育毛剤を変更したり、他の治療法を試したりするなど、総合的な変化で起きる可能性があります。また三つ目に考えられる原因は、使い始めた時期が、偶然抜け毛の増える時期だった可能性があります。季節の変わり目などは髪に与えるダメージが大きいので、抜け毛が増えることがあります。

プロペシアの服用で出る可能性のある症状

プロペシアの治療薬が体にあう人と、あわない人がいます。プロペシアで副作用が起ることも、まったくないとは言い切れません。もしも、体にあわない人が無理に服用を続けてしまうとどんなことが起きるのでしょうか。プロペシアで起るかもしれない副作用を知っておき、安全な使用方法を確認しましょう。

1.過敏症

いわゆるアレルギー反応です。プロペシアには有効成分であるフィナステリドをはじめとして、いくつかの成分が含まれています。そのため、アレルギー反応がこれまでなかった人も使用に問題ないことを確認してから使用しましょう。主な症状として蕁麻疹、かゆみ、血管のむくみなどが発生します。

2. 乳房の女性化

プロペシアの副作用として、乳房が女性化して膨らんできたり、違和感を覚えたりすることもあります。プロペシアが脱毛を防ぐことができるのは、薄毛の原因になる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」の発生を阻害するためです。そのため、プロペシアを使用していると男性ホルモンのバランスが崩れ、これらの症状が起きる可能性があります。

3.性欲の減退・性機能の障害

こちらも男性ホルモンのバランスが原因であると考えられています。性欲が減退したり、勃起不全(ED)が起きたりすることがあるため、注意が必要です。また精液の減少や、精子の運動量の減少など、不妊の原因になる症状が出てくることもあります。

4.意欲の減退・抑うつ症状

性欲の減退だけではなく、意欲の減退や抑うつ症状など起きる可能性もあります。プロペシアが直接の原因かどうかは明確ではありませんが、精神面での変化にも注意が必要です。具体的な症状としては、感情の起伏が乏しくなったり、思考能力の鈍化などが起きたりする可能性があります。

5.女性が使用した場合の重大な悪影響

ホルモンバランスに影響を与えるため、女性のプロペシア使用は禁止されています。服用だけではなく皮膚に接触するのも危険であるため、錠剤を割って中身がもれることがないように気をつけましょう。特に妊婦が摂取してしまった場合、胎児の生殖器に重大な影響を与える恐れがあります。

6.肝機能への影響

プロペシアで起きる可能性がある症状で、もっとも危険なものが肝機能障害です。初期は倦怠感を感じ、症状が進行すると肝硬変の原因になる可能性もあります。これらの症状を起こさないためにも、必ず医師の診断を受け、問題がないことを確認してから服用を始めましょう。

これって大丈夫?と思ったらすぐクリニックへ相談しよう

プロペシアに限ったことではなく、治療薬はその人の体質を良く知り、正しい用法で用いることが必要です。必ず処方してもらったときに受けた説明通りに使用しましょう。またプロペシアを使用しはじめてから、体調に違和感を覚えるようになったら、使用を中断すべきです。必ずクリニックへ行き、問題がないか医師に確認をとってから再開しましょう。